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反り腰対策
反り腰解消で自信ボディへ
朝起きたときや日中ふとした瞬間に感じる腰の痛み、もしかしたらその原因、反り腰かもしれません。
長時間のデスクワーク、妊娠による体の変化、そして高いヒールなど、日常のクセが少しずつ腰に負担をかけていることも。
このブログでは、反り腰の主な原因やよくある症状、さらに予防や改善のためにできることをわかりやすくご紹介しています。
当院で行っているケア方法についても触れていますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

反り腰のセルフチェック
「もしかして私も反り腰かも?」と気になっている方へ。
まずは、ご自宅でできる簡単なチェック方法をご紹介します。
気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
姿勢をチェック
壁に背を向けてまっすぐ立ちましょう。
かかと、肩甲骨、お尻を壁につけた状態で、腰と壁のすき間に手のひらを入れてみてください。
腰の隙間をチェック
腰と壁の間に手のひらがすっぽり入る場合は、反り腰の傾向があるかもしれません。
さらに、拳が入るほど大きなすき間がある場合は、反り腰が強く出ている可能性も考えられます。

反り腰の原因とは?
骨盤の前傾
「骨盤前傾」とは、骨盤が前に傾いてしまい、腰のカーブ(腰椎)が必要以上に反っている状態を指します。
この姿勢が続くと、腰に負担がかかりやすくなり、腰痛や姿勢の乱れにつながることがあります。

妊娠中の変化
妊娠中は、お腹が大きくなることで重心が前に移動し、反り腰になりやすくなります。
その結果、腰椎に過度な負担がかかり、腰痛や他の反り腰に関連する症状が現れることがあります。
さらに、妊娠に伴うホルモンの変化により、骨盤周りの筋肉や靭帯が緩みやすく、腰椎の安定性が低下することも影響します。
そのため、妊娠中は適切なエクササイズや姿勢を意識することが大切です。
筋肉バランスが崩れている
筋肉のバランスの乱れは、反り腰の大きな原因の一つです。
特に、腹筋と背筋のバランスが悪いと、腰椎にかかる負担が不均等になりやすくなります。
腹筋が弱いと、背筋が過度に引っ張られて腰が反りやすくなり、逆に背筋が弱いと同じような問題が起こります。
また、股関節周りの筋肉が緊張していることや、ハムストリングスの筋力が不足していることも、反り腰を引き起こす原因となります。
体重の増加による負担
体重が増えると、腰椎にかかる負担が大きくなり、反り腰の原因となります。
特に急激に体重が増えると、筋肉や骨格に過度な負担がかかり、腰部に痛みや不快感を引き起こしやすくなります。
肥満は腰椎だけでなく、股関節や膝にも影響を与えるため、全身の姿勢バランスが崩れやすくなります。
日常的にヒールの高い靴を履いている
ヒールの高い靴は、足の前方に体重を移動させ、重心を変化させるため、反り腰を引き起こしやすくなります。
足が前に傾くことで、バランスを取るために腰を反らせる必要が生じ、腰椎に過度な前弯がつくられます。
その結果、腰部の筋肉や靭帯に余分な負担がかかり、痛みや疲れを感じやすくなります。
反り腰の症状とは?
● 慢性的な腰痛
慢性的な腰痛は、反り腰によって長期間続く腰の痛みのことです。腰椎が過度に反ることで、腰の筋肉や靭帯、椎間板に過剰な負担がかかり、痛みが引き起こされます。
特に長時間の座り仕事や立ち仕事を続けることで痛みが強くなることがあります。
これにより、日常生活の質を低下させ、普通の動作にも支障をきたすことがあるため、早期に対策を取ることが重要です。
● 腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は、脊柱内の靭帯が厚くなり、脊柱管が狭くなって神経を圧迫する状態です。反り腰があると、この靭帯がさらに神経を圧迫し、腰痛や脚のしびれ、筋力低下などの症状が出ます。
歩行や立っている時に症状が悪化し、休息を取ることで改善するのが特徴です。重症化すると歩行困難になることもあり、早期の治療が求められます。
● 梨状筋症候群
梨状筋症候群は、反り腰が原因で梨状筋が緊張し、坐骨神経を圧迫することから生じます。
この圧迫によって、お尻から太ももにかけて痛みやしびれが感じられます。
特に長時間座っていると症状が悪化しやすくなります。
● 坐骨神経痛
坐骨神経痛は、反り腰が原因で坐骨神経が圧迫され、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足にかけて鋭い痛みやしびれを引き起こす状態です。
重症の場合、歩行や立ち上がるのが難しくなることもあります。
● 腰痛分離症
腰痛分離症は、反り腰によって腰椎の椎弓部分が分離してしまう病態です。特にスポーツ選手や若年層に見られ、腰に強い負担がかかることで起こります。
この症状は、腰痛や腰の不安定感を引き起こし、後ろに反らせる動作を行うと痛みが強くなることが特徴です。
反り腰の予防方法とは?
◇ 筋力トレーニング
反り腰を予防するためには、腸腰筋や腹筋、背筋をバランスよく鍛えることが大切です。これにより、骨盤の安定性が高まり、腰椎にかかる負担が軽減されます。特に、プランクやヒップブリッジといったエクササイズは非常に効果的です。
筋力トレーニングを日常的に取り入れることで、筋肉のバランスが整い、反り腰のリスクを減らすことができます。
◇ 正しい姿勢の維持
正しい姿勢を保つことは、反り腰予防には欠かせません。座っている時や立っている時には、背筋を伸ばし、骨盤を中立の位置に保つよう心がけましょう。
デスクワークの場合、定期的に立ち上がってストレッチをすることが大切で、長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。正しい姿勢を意識することで、腰への過度な負担を軽減し、反り腰の防止に繋がります。
◇ 適切な靴の選択
適切な靴選びも、反り腰予防には重要です。足のアーチをしっかり支え、クッション性が高い靴を選ぶと良いでしょう。
特に、高いヒールの靴は腰に負担をかけるため、避けることが望ましいです。適切な靴を選ぶことで、足からの衝撃を吸収し、腰への負担を減らすことができます。
反り腰に効くストレッチとは?
腸腰筋ストレッチ
足を前後にできるだけ広げ、体重を前方の足にのせます。
後ろの足側の腕を上げ、体を前足の方にねじります。このとき、腕を上げた側の腸腰筋が伸びるのを感じます。これを20秒間、3セット繰り返します。

反り腰に効く筋トレとは?
プランク
プランクは、うつ伏せになり、前腕や肘、つま先で身体を支えて保持するトレーニングです。
この時、横から見て体が一直線になるように意識します。
30秒から1分の間で行い、きつい場合は、膝を地面につけて行ってもOKです。

ヒップブリッジ
ヒップブリッジは、下半身を使ってお尻の筋肉を鍛えるエクササイズです。
①仰向けに寝て、膝を立てます。
②お尻に力を入れて、肩から膝が一直線になるようにお尻を上げます。
これを15~30秒、1~3セット行います。
※お尻を上げる際、腰だけで上げないように注意しましょう。

反り腰の治療法とは?
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◇
フィジカルセラピーは反り腰の改善に非常に効果的です。
理学療法士は、各個人の症状に合わせてエクササイズやストレッチを指導し、筋力のバランスを整えたり柔軟性を高めたりします。
また、姿勢矯正や痛みの軽減を目的とした手技療法も行います。専門家の指導のもとで行うことで、正しいフォームで運動でき、安全に効果的に反り腰を改善することができます。 -
◇ 骨盤ベルトの使用
骨盤ベルトは、骨盤を安定させることで反り腰を改善するのに役立ちます。
正しい位置に骨盤を保ち、腰椎の過度な前弯を抑える効果があります。日常生活や運動中に骨盤ベルトを使用することで、姿勢を維持しやすくなり、筋肉の緊張や負担が軽減されます。
使用する際は、適切なサイズと装着方法を選び、専門家にアドバイスを受けることが重要です。 -
◇ 当院の治療法① 反り腰特化型治療
この治療法は、特に臀部を中心に筋肉をほぐし、骨盤周りの硬さを解消します。
詳しくはこちら
腰痛の改善や運動能力向上に効果的で、反り腰の症状にも特に有効です。指圧を使って関節を動かしながら深層筋を安全にほぐすため、効果的に筋肉の緊張を緩和します。 -
◇ 当院の治療法② 全身矯正
お体の不調を根本的に改善する治療法です。
詳しくはこちら
骨盤や背骨の歪み、悪い姿勢、関節の可動域の悪さなどが原因となり、筋肉や関節に痛みが生じます。
当院の矯正治療では、骨盤・背骨に加えて、全身の関節をアプローチすることで、姿勢を改善し、根本的な治療を行います。 -
◇ 当院の治療法③ 楽トレ
楽トレは、電気刺激を利用して筋肉を自動的に動かし鍛える機器です。
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筋力低下が進むと、身体を支えられなくなり、猫背や巻き肩、変形性関節症が引き起こされることがあります。寝ているだけで筋肉を鍛えられるため、運動が苦手な方にもオススメです。
また、足腰を鍛えることで転倒防止や健康寿命を延ばす効果もあり、高齢者にも非常に人気があります。
反り腰やその関連の痛みでお困りの方は、ぜひ私たちの施術をお試しください。
専門的なトレーニングとケアを通じて、しっかりサポートいたします。どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております!