tel: 045-577-9962


肩こり対策
肩こりケアで、軽やか肩ライフを送りましょう
肩こりは、現代人にとって非常に身近な不調のひとつです。
長時間のデスクワークやスマートフォン・パソコンの使用、運動不足やストレスなどが主な原因となり、肩や首の筋肉が硬くなって痛みや重さ、こわばりを引き起こします。
この記事では、肩こりの原因や症状、予防のポイント、そして改善方法について詳しくご紹介します。

肩こりの原因とは?
姿勢の乱れ
長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足や筋力の低下、重い荷物の持ち運びなどにより体のバランスが崩れると、肩や首まわりに負担がかかります。
こうした悪い姿勢が日常的に続くと、肩こりを引き起こすだけでなく、姿勢の崩れによって見た目の印象にも影響することがあります。
運動不足
身体を動かす機会が減ると、筋力が低下し、肩周りの筋肉がこわばりやすくなります。
特にデスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢を長く続けていると、筋肉が疲労して硬くなり、肩こりの原因になります。
ストレス
ストレスがたまると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、筋肉が緊張しやすくなります。
その結果、血流が滞り、酸素や栄養が行き届かなくなって肩や首にこりを感じるようになります。
また、ストレスが続くと睡眠や運動の質も下がり、肩こりを悪化させる要因にもなります。
悪い寝姿勢
寝るときの姿勢が悪いと、体の自然なカーブが崩れて筋肉や関節に余分な負担がかかります。
たとえば、肩が前に出ていたり、腰が反っていたりすると、筋肉が緊張した状態で休むことになり、肩こりにつながることがあります。
パソコン・スマホの長時間使用
画面を見続けることで、肩や首に無意識に力が入り、筋肉が緊張しやすくなります。さらに眼精疲労が加わると、頭痛や肩こりが起こりやすくなります。姿勢が悪いまま長時間デバイスを使っていると、肩だけでなく首や腰にも影響が及ぶことがあります。
こうした要因が複合的に絡み合うことで、肩周りの血流が悪くなり、筋肉が硬くなって「肩こり」として症状が現れると考えられています。
肩こりの症状とは?
-
● 肩や首の痛み
筋肉の緊張や硬さによって、肩の上部や首の後ろ、肩甲骨周辺に痛みを感じやすくなります。
-
● こわばり
肩周辺が硬くなり、動かしにくい・回しづらいといった違和感が出ます。
長時間の同一姿勢やストレスが原因になることも。 -
● 重だるさ
筋肉の緊張が続くと、血流や代謝が滞り、肩が重く感じたり、体全体がだるく感じることがあります。
-
● 頭痛
肩こりが悪化すると、首や肩の筋肉の緊張によって頭への血流が低下し、締め付けられるような頭痛を引き起こすことがあります。
-
● 眼精疲労
長時間のパソコン作業や読書などで目が疲れると、首や肩にも緊張が伝わり、肩こりとセットで感じやすくなります。
肩こりの予防方法とは?
適度な運動を心がける
軽いストレッチやウォーキング、ヨガなど、日常に無理なく取り入れられる運動で、筋肉の柔軟性を保ちましょう。
姿勢を整える
座り方や立ち姿勢に気をつけることで、肩や首にかかる負担を減らせます。デスクワーク時は定期的に姿勢を見直すのがポイントです。
目のケアもする
パソコンやスマホを使うときは、1時間に1回は目を休ませるなど、目の疲れをためない工夫をしましょう。
自分に合った寝具を選ぶ
枕の高さやマットレスの硬さなどが合っていないと、肩や首に負担がかかりやすくなります。寝起きに肩がつらい人は見直しのサインかもしれません。
ストレス対策をする
ストレスをため込まず、リラックスする時間をつくることも肩こり対策には欠かせません。
趣味の時間や深呼吸など、心がほぐれることを取り入れてみてください。
肩こりに効くストレッチとは?
大胸筋のストレッチ
座っていても立っていてもOK!手を後ろで組み、肘をまっすぐ伸ばしながら胸をぐっと張って、胸の前をしっかり伸ばしましょう。
1回20秒を3セットが目安です。

首のストレッチ
顔をゆっくり下に向けて、両手を頭の後ろに添えます。
そのまま手で軽く押さえると、首すじから肩にかけての筋肉がじんわり伸びます。

肩こりに効く筋トレとは?
肩甲骨を下げる筋力トレーニング
肩こりがある人は、肩や肩甲骨が上がりがち。タオルを使って、意識的に肩を「下げる」動きを取り入れてみましょう。
このとき、肩甲骨をぐっと下げ、背すじを少し反らすように意識すると効果的です。
15回を1セットとして、3セットが目安です。

肩こりの
治療法とは?
-
マッサージ
筋肉の緊張をほぐし、血流を良くすることで酸素や栄養を届け、老廃物を流してくれます。
ストレス解消やリラックス効果も期待できますよ。 -
温熱療法
温かいタオルや湿布、お風呂を活用して筋肉を温めると血行が促進され、緊張がやわらぎます。
ただし、長時間の使用や高温には注意しましょう。 -
薬による治療
痛みや炎症には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩薬が用いられることもあります。
使用は医師の指導のもと、長期服用は避けましょう。 -
ピラティス的アプローチ
ピラティスや整体では、背骨や肩まわりの筋肉を鍛えて姿勢を改善し、肩こりの原因そのものにアプローチ。
呼吸法も取り入れることでリラックス効果もアップします。 -
-
-
肩こりの治療方法にはさまざまなアプローチがありますが、何よりも予防が大切です。
日常的に正しい姿勢を心がけ、適度な運動やストレッチを取り入れ、目の疲れも防ぐことが予防には効果的です。
当院では肩こりの予防や治療に関するさまざまな施術を行っていますので、肩こりにお悩みの方はぜひご相談ください。