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2026年09月11日 | お身体に関すること
腕を上げると痺れが出る方いませんか?
みなさんこんにちは!
今回は“腕を上げると痺れが起こる原因”についてお話します!
突然ですが、電車のつり革に掴まっていると腕が痺れてきたり、洗濯物を干していると指がピリピリしてくる、手や指が冷たくなるなどの症状が現れる方はいませんか?
原因は様々ですが、姿勢の悪さが原因で起こったり、神経が圧迫されて起こることがあります。
原因別に詳しく説明していきます!
考えられる原因
1.頚椎の異常
2.神経・血管の圧迫
3.脳や心臓疾患
頚椎の異常
・頚椎神経根症
頚椎の変形により神経の根元部分が圧迫され、片側の肩や腕に痛みや痺れ、指の動かしにくさ、握力低下などの症状がみられます。原因として姿勢不良による頚椎の変形や加齢があげられます。
・頚椎椎間板ヘルニア
椎間板内にある「髄核」と呼ばれるところが飛び出し、脊髄や神経を圧迫する疾患です。一般的な神経根の圧迫症状は、首や肩の痛み、片側の腕や手の痛み、痺れなどですが、脊髄の圧迫などがある場合は両手の痺れやボタンをかけたり箸が使いにくかったりと細かい動作が出来にくくなる、歩行に支障が出たりといった症状が現れます。
主な原因は加齢や姿勢不良、長時間のデスクワークやスマホ操作などによる首への負担です。
・胸郭出口症候群
首と胸の間にある神経や血管の通り道(胸郭出口)が狭くなり、腕や手の痺れ、痛み、脱力感を生じる疾患です。つり革につかまったり、洗濯を干したりと腕を上げる動作で症状が悪化しやすいのが特徴です。主な症状としては腕や手の痺れ、ピリピリ感、肩や肩甲骨周りの痛みなどの神経症状、握力低下や細かい動作がしにくい、手の筋肉が痩せてくるなどの運動麻痺、腕や手指が青白くなったり冷たく感じる血管症状があります。
胸郭出口症候群は神経や血管が圧迫・牽引される場所によって3つのタイプに分類されます。
①斜角筋症候群
斜角筋という首の筋肉の間で神経や血管が圧迫されて起こる
→いかり肩の人に多い
②肋鎖症候群
鎖骨と第1肋骨の間で神経や血管が圧迫されて起こる
→なで肩の人に多い
③小胸筋症候群
小胸筋の過緊張により神経や血管が圧迫されて起こる
→腕をよく上げたり巻き肩の人に多い

神経・血管の圧迫
・手根管症候群
手首の「手根管」と呼ばれる部分で「正中神経」が圧迫され、親指から薬指にかけての痺れや痛みを引き起こします。特に明け方や夜間に痛みが強くなることが特徴です。中年以降の女性に多く、妊娠・出産期の女性に発症しやすいとされています。また、進行するとボタンをとめたり、箸を使うなど細かい動作が難しくなります。

・肘部管症候群
肘の内側にある「肘部管」と呼ばれる部分で「尺骨神経」が圧迫されたり牽引されることで起こる疾患です。小指と薬指の痺れ、感覚の鈍化、握力の低下、指先の細かい動作が難しくなります。症状が進行すると、手の甲や小指の付け根の筋肉が痩せ細り手の変形が起こることがあります。
脳や心臓疾患
・脳梗塞の疑い
左腕だけ、または右腕だけが突然痺れる、力が入らない、物を落とす、ペットボトルが開けられない、ろれつが回らない、片脚がもつれる、見えにくかったり二重に見えたりするなどの症状が出た場合は、脳の疾患を疑います。
・狭心症や心筋梗塞などの心疾患
心臓の筋肉に血液が不足する病気では、心臓とつながっている神経の経路が近いため肩や左腕、顎などに痺れや痛みを感じることがあります。
これらの疾患は早急に専門医の診察が必要です。
腕や手指の痺れの原因として、姿勢不良などで血流が一時的に停滞してしまったり、ストレスが原因で自律神経が乱れ筋肉が硬くなり、神経を圧迫してしまうことも多々あります。
筋肉は骨に付着しているため、姿勢が悪くなると骨格に歪みが生じます。歪みがあると筋肉を引っ張るため、緊張状態になり硬くなります。筋肉が硬くなると痛みや痺れの原因となります。
当院でできる治療
鍼治療
鍼は過緊張している筋肉を緩めるに効果的な治療です。指圧でも筋肉を緩めることは可能ですが、指圧では届かない奥の筋肉に直接アプローチできるのが鍼治療の特徴です。“鍼”と聞くと怖いイメージを持つ方が多いですが、実際に使用する鍼は髪の毛よりも細い鍼で、注射のような痛みはなく「鍼特有の響き」があります。筋肉に刺さっていくと「ズーン」とするような重だるい響きを感じることがあります。この刺激は得意不得意ありますが、刺激の量は調整できるのでご安心ください。

骨格矯正
骨格矯正は、歪んでしまった骨盤や背骨、ズレてしまった肩甲骨などを正しい位置に矯正する治療です。身体に歪みがあると筋肉が引っ張られて硬さが生まれます。全身の歪みを整えることで筋肉に負担がかからないお身体をつくることができます。

猫背矯正
猫背になると肩周りの筋肉に負担がかかります。猫背によって硬くなった筋肉や肩甲骨の癒着を剥がし、肩周りの負担を軽減させます。
また、猫背になると巻き肩を伴いやすく、肩甲骨の位置が外側に開いてしまいます。肩甲骨に付着している筋肉が多くあるため、首肩周りの不調につながったり、肩甲骨の可動域が悪くなったりします。

よくあるご質問(Q&A)
Q,ヘルニアと診断されたけど、鍼治療ってしていいの?
A,ヘルニアに対する鍼治療は効果的です。神経を圧迫している周囲の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進させるため、痛みや痺れの軽減に効果が期待されます。また、鍼の刺激によって痛みを和らげる物質(エンドルフィンなど)の分泌を促します。
Q,ストレスが原因で痺れが出ることはある?
A,ストレスや不安などにより自律神経が乱れると、首肩周りの筋肉が無意識に緊張します。これにより神経を圧迫してしまい、痺れが出ることもあります。
Q,胸の前の筋肉が張ってる感じがして、呼吸が浅い感じがあります。簡単なストレッチはありますか?
A,壁があれば簡単にできるストレッチがあります。ストレッチをかけたい方の腕を伸ばし、肩と手が同じ高さになるようにセットします。そのままゆっくり身体を外側に捻ります。胸の前が伸びてる感じがしたらOKです。反動をつけたり、痛みが出るまでストレッチすると逆効果になってしまうため、ゆっくり呼吸をしながら行いましょう。
最後に
腕が痺れたり、だるさがある方は姿勢の悪さからくる神経の圧迫症状かもしれません。
慢性的なコリや痛みになる前に、普段の姿勢を意識したりストレッチで筋肉をゆるめたりしてみましょう。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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