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2026年05月12日 | 足の症状に関すること
捻挫、そのまま放置していませんか?
みなさんこんにちは!
新横浜駅前鍼灸接骨院です!
今回は捻挫を放置することの危険性についてお話します!
捻挫とは
スポーツや転倒などで関節に過度な力が加わり、本来の可動範囲を超え強くねじれた際に、靭帯や腱が伸びたり裂けたりすることで発生する怪我です。
捻挫は軽度・中度・重度の3段階に分けられます。軽度の場合は靭帯の微小な損傷に留まりますが、重度の場合靭帯が完全に断裂してしまうことがあるため、どの程度の損傷なのかを見分け、適切な処置を行うことが大切です。
《軽度》
・状態
靭帯が伸びている(微細損傷)、断裂はなし
・症状
痛みや腫れが軽く、関節の不安定性は少ない
・回復
数日で回復し、数日で競技に復帰可能な場合もある
《中度》
・状態
靭帯の一部が切れている(部分断裂)
・症状
痛みや腫れが強く、関節の動きが制限される
・回復
2〜3週間程度の固定や治療が必要
《重度》
・状態
靭帯が完全に切れている(完全断裂)、関節が不安定
・症状
強い痛み、腫れ、熱感、皮下出血、機能低下
・回復
ギプス固定や手術が必要になる場合もあり、数ヶ月かかる場合も
捻挫の処置
捻挫の治療法で長く用いられているのが「RICE処置」で、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字をとったものです。
最近では「PEACE & LOVE」という新しい概念が取り入れられており、さらに効果的な治療法として注目されています。この治療法は、捻挫の回復を促進するためのより包括的なアプローチです。

PEACE (急性期:直後~3日間)
・Protection(保護):受傷直後の数日間は患部を動かさずに保護し、症状を悪化させないことが大切です。
・Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に上げ、腫れを抑えます。
・Avoid Anti-inflammatories(抗炎症薬の回避):過度な抗炎症薬の使用は、身体が自然に炎症をコントロールし回復するプロセスを妨げることがあります。
・Compression(圧迫):過度な圧迫をすることで、腫れを軽減し治癒を早めます。
・Education(教育):患者自身が捻挫について理解し、適切なセルフケアを行うことで再発のリスクを減らします。
LOVE (回復期:3日目以降~)
・Load(負荷):数日が経過したら無理のない範囲で少しずつ負荷をかけることで、関節の機能を回復させます。
・Optimism(前向き思考)
怪我の回復にはメンタルの影響も大きく関係していて、前向きに捉えることで治癒が促進します。
・Vascularisation(血行促進)
軽い有酸素運動を行うことで血流を改善し、回復を助けます。
・Exercise(エクササイズ・運動)
適度な運動で筋力やバランスを回復し、再発防止に努めます。足関節捻挫であれば、足首周りの筋肉を強化することで捻挫の再発リスクが減少します。
捻挫を放置すると
よく「足首を捻ったが腫れもないためそのまま放置した」という話を耳にします。足首には3本の主な靭帯があり、これらがバランスよく支えることで日常の動作が成り立っています。しかし捻挫によって靭帯が伸びたり一部で断裂が起こると、その支えが機能しなくなり、足首の構造全体が不安定になります。その結果、後になって「治ったはずの足首が何度も捻れる」「痛みが残っている」というケースが多くあります。
放置すると骨格が歪む!
捻挫=靭帯損傷というイメージが強いですが、それ以上に大切なのが「関節のズレ」です。
靭帯は骨と骨を正しい位置に保つ役割も担っています。その靭帯が損傷すると、靭帯が付着する骨の位置も微妙にズレてしまうことがあります。そのまま放置しておくと、ズレた状態で靭帯が固まってしまい、骨格に歪みが生じます。骨格が歪むと膝や腰、上半身にまで影響を及ぼします。
また、足首の違和感をかばって生活していると、筋肉の付き方に左右差が出たり、骨格の歪みにつながります。そのため、捻挫を放置していたことが原因で身体が歪み、腰痛や肩こり、頭痛につながることもあるのです。

繰り返す捻挫の悪循環!
足首の捻挫を繰り返していると「慢性足首不安定症」という状態に陥ることがあります。これは靭帯が十分に回復しないまま放置したことで、足首の関節が常にグラグラした状態です。
この状態では、小さな階段を踏んだだけでも足首を捻ることがあり、階段の昇り降りや立ち上がる動作でも痛みや不安定感を感じるようになります。スポーツはもちろん、日常生活にも影響を及ぼし、ケガをしやすくなる「負のループ」に陥ってしまうのです。
よくあるご質問(Q&A)
Q,足首の捻挫は湿布だけで治りますか?
A,湿布で痛みや腫れを和らぐことはできますが、関節の安定性は戻りません。
Q,捻挫はどのくらいで治りますか?
A,捻挫の程度によって異なります。軽度であれば1〜2週間程、重度の場合では数ヶ月かかることもあります。早期の処置を行えば回復は早まります。
Q,捻挫を繰り返さないためには?
A,関節周りのストレッチやインナーマッスル強化、体幹トレーニングが有効です。
最後に
捻挫は正しい処置や治療を行わないと靭帯が伸びたままになってしまったり、関節が不安定なままだったりと捻挫を繰り返してしまいます。また、捻挫によって身体の歪みも生じる恐れがあるため、正しい治療を行うことが大切です。
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